自衛隊と謀略
「うむ、
っで、その策とはなんだ?」

詳しく言えと言う事であろう

「はい、
村井と、宮神を同士討ちをさせまする。」

「おっ、」

秋吹が、髪をブゥンと振った。

唾が、坪谷に掛かり、坪谷は嫌そうな顔をしたが、
秋吹はお構いなしに、
遂には、振り回し始めた。

癖なのである。

しかし、
毎度の事ではあるので、
坪谷は、馴れて来た、
というより、
堪える事には、馴れて来た。

…説明が、遅くなったが、
この秋吹が、しゃぶってた髪を
振るのは、
自分の意見と
同じという意味であった。
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