シィ君のサンタクロース
裸を見られそうになって、慌てて彼にしがみついた。


肩に軽く歯を立てられる。


髪をかきあげられ……

そのまま首筋に何度もキスをされて。


やがて、耳に到達する。


「千春……好きやで」



熱い息がかかって……。

甘く囁かれて、もう完全にシィ君の思うがまま。

体に力が入らなくなった。




「ん……わたしも」




そう答えるのがやっとで……


飛びそうな意識の中



抱き合いながら


何度も名前を呼び合って



甘い甘い



二人だけの世界に堕ちていった。



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