夕暮れの月
「夕凪〜!!一緒に理科室以行こうよ☆」

いつもあたしのそばい居てくれる友達が、美羽(みはね)っていって
相談とか聞いてくれる 大好きな友達。

「美羽〜…。聞いてよぉ…満月がね…。」

「お?なんか進展あった?」

「んなわけないじゃんっ…。」

期待のこもった目が 残念そうな目に変わる。

あのねぇ、そう簡単にはいかないんだけど…。

「満月がここに書いてあるの買ってこいって…朝言われた…。」

あたしが紙を美羽に差し出すと、
それを見た美羽が大笑いしはじめた。

「夕凪っこれって…」

「…そうなんだよ…。
 今日の昼ご飯 買ってこいってさ。
 お金渡されただけ まだいいんだけど。」

「多いねぇ…こんなに沢山あんなに細い体のどこに入るんだか なぞ だなぁ…」
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