齢二十五〜25歳、女子の日常〜
「やだ、私ったらベラベラ愛ちゃんに愚痴っちゃって。やぁね、おばさんは…。」


気丈に振る舞っているけど、おばさんの目にはうっすらと涙が光っている。


「おばさん…私でよかったら聞くよ?」



「ありがとう、愛ちゃん。優しい子ねぇ。」



くしゃっ、と笑った。



笑った顔は真理子によく似てる。



親子か…。



子どものために、家のためにどうすべきなのか。


母親、妻、嫁…。



おばさんはいろんな立場の狭間で苦しんでるんだ…。




でも、1つ確かなこと


真理子を愛してるってこと。



それはすごく伝わってきたよ…。
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