Dear.私の好きな人【短編】

「泣かないって約束したけど俺、まだ守れそうにないな・・・。」









今度くる時までには強くなろう・・・・。











「美奈・・・ありがとう。またくるからな・・・。」











美奈の墓に背を向け歩き始めたとき



「大ちゃん。ありがとう。」



美奈の声が聞こえた。










きっと美奈はどこかで見守っているだろう。

そんな気がした。
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