エンジェルデビル
そしてその影はビルの十階の窓に派手な音を立てて飛び込んだ。
窓ガラスの破片が落ちて来て、一瞬辺りが悲鳴に包まれた。ルミナも破片を避けながら冷静に呟く。
「悪魔の仲間でしょうか?」
「さあ?」
首を傾げながらもアキラには分かっていた。
(あのバカ…バレたらどうすんのよ)
ルミナの言った通りあいつはじっとしてられないか…。
「アキラ!ルミナ!」
総隊長がこちらに近付いて来る。
「今から突入するぞ!」
「はい!」
と、ルミナがビルの入口を感情無く指差した。
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