エンジェルデビル
「母さん…」
さっきまで一緒にいたのに…。そう思うと涙が溢れてくる。
「風牙!」
空から父さんの声がして目の前に降り立った。
「父さん…」
「爆音がして来てみたんだ。大丈夫か?風牙」
父さんの姿を見た瞬間、風牙は思いっきり涙を流し父さんの胸に飛び込んだ。
ごめんなさい、父さん。僕は父さんとの約束を守れなかった。
「父さん…僕…母さんが…悪魔に…死んじゃ…守れなかった…母さんが…父さんを愛せてよかったって…ごめん…父さん…」
「……」
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