エンジェルデビル
その後、数分ほど泣き、風牙が落ち着いたのを見て父さんが言った。
「風牙よく聞け。これから父さんは残ってる悪魔を片付ける。お前は街へ逃げろ。街なら見付かりにくいはずだ。いいな?」
だが風牙は、父さんの腕を掴む。
「嫌だ!どこにもいかないでよ!一人にしないで!」
このまま別れたら、もう二度と会えない気がする。母さんがいなくなって、父さんまでいなくなったら…本当に一人になってしまう。不安な気持ちが一気に高まり、風牙は怖くなった。
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