エンジェルデビル
蒼軍の副隊長である風牙はジャスティスの建物に駆け込み、三階の隊長室を目指した。そして、そのドアをそーっと開ける。
「まだ総隊長は来てねぇみたいだな…」
隙間から覗き込み、一番重要な人の存在を確認した。確認してホッと胸を撫で下ろした時、背後から肩を叩かれた。
「誰がまだ来てないんだ?」
「あ?黒崎総隊長だよ」
風牙は振り向かずに答える。今必死にどうやって自然に部屋に入るかを考えているからだ。だが、それがいけなかった。
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