エンジェルデビル
「署は近いからすぐに着くぞ」
「あ、あの、いや、その…」
銃を突き付けられてる男がゆっくりと振り返り、少しずつ後退していく。
「や、やだなー。冗談じゃないですかー…本気にしちゃってー…。すんません!」
そう言うと男二人は慌てて走り去った。
「全く」
零一は銃をしまい子供を見下ろした。
子供は黒のレインコートを着ていて、フードを被っているので顔が見えない。しかし、何故一人でこんな所にいるのか…。夜も遅いというのに。
「あ、あの、いや、その…」
銃を突き付けられてる男がゆっくりと振り返り、少しずつ後退していく。
「や、やだなー。冗談じゃないですかー…本気にしちゃってー…。すんません!」
そう言うと男二人は慌てて走り去った。
「全く」
零一は銃をしまい子供を見下ろした。
子供は黒のレインコートを着ていて、フードを被っているので顔が見えない。しかし、何故一人でこんな所にいるのか…。夜も遅いというのに。