終わりから生まれる愛
この頃から私は人間ってなんて汚い生き物なのだろうと感じていた。

私を抱き締めただけで興奮しだす男は馬鹿らしいと思った。

でもいつも私から甘えていた。結局こうやって擦り寄っているのが好きなのであろう。





しかし始まりがあるものは必ず終わりがある。



こんなよく分からない恋愛の中、私達は喧嘩別れをした。

最後は一方的にキレられてしまった。





どうしてだろう。
別に好きでもなかっただろうけど涙が溢れてしまう。
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