猫姫×猫男達のアブナイ日常
まさか私と同じ体質の方がいらっしゃるなんて…

「でも、少し安心した。だってこの体質の事なんて友達にも話せないし…。
でも成宮君になら話しても安心だね。」
少し戸惑ったような顔を成宮君はしたがすぐ

「そだね。」
と優しくわらいかけてくれた。
「でも、まさか成宮君と海先輩が兄弟とは、全然顔が違うね」
成宮君はどちらかというと優しい王子系。

海先輩はやんちゃな不良系の顔つきだ。
「俺親父似〜♪」海先輩
「俺は母似だな」成宮君

それならいけど…何か忘れてるような…。

「「「学校!!」」」

「もぅ。完全に遅刻だぁ!俺受験なのに…今年。」
大変だなぁ…三年生って

「ったく兄貴のせいだからなっ。なんで道路に飛び出して猫になる!?滝川さんにまで迷惑かけて!!」

「うぅ…だって蝶々がヒラヒラと」
「ヒラヒラと何!?」
「あう…ごめん…」
成宮君…怖い。

「あっ!!海先輩!けが大丈夫ですか?」
海先輩の頬から少し血がでていた。

「ああ〜大丈夫大丈夫!!」
「でも、せめて絆創膏だけでも」
私はポケットから絆創膏を取り出した。

「これでOKです☆」
私は海先輩の頬に絆創膏をはった。

「ありがと♪」

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