いつまでも

「窃娜が事故をしたのは死ぬ１日前だったの」
１日前というと夏休み来るんだろ？ってメールが来た日だ。
「私、その日普通にメール貰ったよ。」
すると美佐は
「事故って言っても、そんなに見た目もひどい怪我はしてなかったの。本人もピンピンしてて、次の日検査受けて問題なかったら帰って良いって言われてたから。窃娜も心配無いから楓には、退院したら自分から話すって言ってたから私達も連絡しなかったの。」
美佐は、その日元気な窃娜を見て安心して、後は、源と窃娜の両親に任せて帰ったらしい。そして次の日の朝、容態が急変し、そのままなくなったらしいのだ。
「お通夜の日、源が窃娜から預かった紙を見せて貰ったの。それには、窃娜の携帯から直接、楓に送って欲しいって言って源が渡されたの、そして３年後、もし楓がまだ先に進め無い時には、送るように言われた紙を３年後は、私が送りたいってたのんで源から預かってたんだけど、今日行ったら、携帯解約されてて送れなかったから、直接渡そうと思ってたんだけど…。」
「でも、窃娜からメール届いてる…。」
私と美佐は携帯と紙をてらし合わせながら読んだ。そこには、こう書かれていた。