いつまでも
約束
美佐とも友達になれて、私達は毎日、海や川や山に行った遊んだ。そして、夏休みも残り2週間になった。
「あっというまだったな…。」
私が残念そうに言うと窃娜が
「大丈夫、学校が休みの時は会えるし。もし学校の日でも楓が会いたいって言えば、すぐ会いに行くから。」
「窃娜…。でも、やっぱり離れたくない…。」
そんな私達の会話を聞いて、源と美佐が言った。
「ちょっと、お二人さん。私達の存在忘れてるでしょ?」
「本当に、バカップルだよな。見てるこっちが恥ずかしいぜ…。」 と私達を呆れた顔をして見て言った。周りからしたら、そうなのかもしれないけど、私は今、幸せの絶頂だった。学校を辞めてでもずっと、こっちに居たいと思うほど、4人で居る時間も楽しく、そして窃娜と居る時間が幸せだった。
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