残酷天使のララバイ~The last love songs~
「ぶらぼー♪
 良くできました」

 最初のフレンドリーな雰囲気が一変し。

 目つきを鋭くしたらぴが、やる気のなさそうに拍手をした。

「やっぱ、君。
 そこらの地球のガキと一味違うよね?
 腹がたつけど、その、冷静な情報収集能力ってすげー魅力的。
 仲間になってほしいから、も一つカードきるよ」

 ラビは、ニコッと笑った。

「その、やばいパイロットに。
 茜ちゃんが立候補だってさ。
 どう?
 キサラギ君。
 さすがにそれは……
 彼女を一人で、放っておいたら心配じゃない?」

「……え?」

 アリス・らぴの言葉に。

 僕は、持っていたフォークを、ぽとりと取り落とした。

「何だって!?」









 
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