スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
これって…
俺が出てもいいのか…!?
でも、そんなことを考えるより先に、勝手に手が動いていた。
ケータイを開いて、ボタンを押した。
そっと、ケータイを耳にあてる。
『もしもし、お兄ちゃんっ…?』
………桃の声だ。
久しぶりの、桃の声。
「もしもし。俺、遼平だけど」
俺は震える声を隠しながら、桃に話し掛けた。
一瞬、二人の間に沈黙が流れた。
だけど、次の瞬間には、
俺の大好きな、明るい桃の声が聞こえてきた。
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