スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
「嘘だよ」
「へっ…………??」
あたしは野坂君の声によって、
現実の世界へと引き戻された。
というか……
「今なんてっっ…!?」
すっかり元気になったあたしが、
野坂君に詰め寄る。
「なんて言ったの、野坂君っ!?」
「だから、キスするように台本には書いてあるけど、
本番は、キスするふり。
本当にはしないよ」
よっ……
よかったあ――――――っ…!!
あたしは落ち着かせるために、
ちょっとだけ深呼吸した。
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