スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
「こういうことだから」
俺がニコっと微笑むと、
ギャル女たちはつまらなそうにその場を去っていった。
「遼平さん……?」
桃は訳が分からないというような顔をしている。
俺は車を発進しながら微笑んだ。
「ごめんな、気にすんな」
「うっうん………」
桃は俯いて答えた。
俺にとっての、大事なクリスマスイブは、
これからが、本番。
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