スタートライン -First☆Season- *秘密な恋は、俺様社長と?*
「来ちゃった…」
あっという間に放課後。
あんなにざわめいていた教室が、
どんどん静かになっていく。
「じゃ、あたし帰るね」
「バイバイ、桃」
ひびきに挨拶をして、
ドアを開けて教室を出た。
廊下の窓からは、
まぶしいほどのオレンジ色の影。
だけど、
あたしに『頑張れ』
そう言ってくれている気がした。
「佐々木さん…?」
そんなとき、
ふと聞こえてきたあたしを呼ぶ声。
.