身長差15センチの関係
「そんな」

「気にやむことはない、君はその中から好みの女を選べばいいのだ」

「僕はその他から選ぶことにします」

悠々と予言する弓倉に反抗する高志。

そんな懸命の抵抗も、弓倉はひと笑いで消して言った。

「好いてくれる女を全て切ってかわす度量が君にあればそれもよかろう」

「見たところ・・・・・・、いや、これ以上は小さな紳士に失礼だな」

「小さいのはよけいです」

むすっと、
高志が弓倉を見上げて抗議した。

弓倉は、そんな高志にゆったりと次の台詞をおろした。

「そうだ、少年、だから君は身長のことで悩む必要はこれっぽちもない」

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