身長差15センチの関係
それは、まったく面白ない解答なのだが。

「・・・・・・面白くしてどうする」

弓倉は自分の中にできた熱を冷まそうと、息にして吐く。

「とにかくだな少年」

そして、いなくなった少年に、

「私的には君はそのサイズでいるのが良いと思うのだ」

次にあったときの台詞を練習してみたりする。

「・・・・・・つまり、好みなんだよ」

流れで付け加えてみて、

「これは不採用だ」

首を振った。

くっつけた、ふたつのカップ。

どちらがどちらのものだったか、
分からなくなったふりをして、

弓倉は、
高志のほうのカップを持ち上げた。
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