青空の下で投げた一球【編集中】




もぅ少しで7月。

夏大が…始まる。




“最後の夏大”










「美波!!」


少し前を歩く美波を呼んだ。

「大地!!」

「はよ」

「ぉはよー」


美波の隣を歩くのは……久しぶりだ。


………ちっこくね?



「美波ってそんなにちっこかったっけ?」
「大地ってそんなにでかかったっけ?」


俺らは笑って、

俺は自主トレしてますから♪と言った。

美波は偉い偉い!!と言って笑った。

それが嬉しかった。




ちっこい身長も肩幅も

可愛くて、

美波は凄くて、
笑った顔も
泣いた顔も
怒った顔も
悲しい顔も
応援する顔も
記録付けながら励ます顔も
「お疲れ」と言って
飲み物をみんなに渡すときの顔も
せっせと準備をするときの顔も


全部全部違ってて、
気付いた時からその顔が安心して、
その顔が好きで、


美波を尊敬した。






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