恋 時 計 ~彼はおまわりさん~
面談を終えた帰り道、今朝は輝いていた太陽は入道雲で隠れていた。
鈴木先生の言葉が頭から離れない。
私はおまわりさんにとって、負の存在になるの……?
おまわりさんの信用が、私がいることで無くなっちゃうの……?
そんなことない。
今の高校生は、大学生や社会人と付き合ってる人なんていっぱいいるよ。
たまたま私が好きになった人がおまわりさんってだけ……。
そうだよ。
全然平気だよ。
「平気……だよね?」
独り言のように、空に問いかけた。
だけど、太陽は雲に覆われていて顔を見せてはくれない。