都市伝説~メリーさん
ようやく立ち上がれたところ僕は家をでて指示どおりに健太ん家に向かった。
急いで行かないと健太から怒鳴られると思っていたが足が思うようにうごかなかった。つめたい風にあたりながら僕はノロノロと歩いた。
ひとりで出歩かないように学校から指導されているはずなんだがひとりでいる事よりもっと他の理由で恐怖を感じていた。
いつも健太のいいなりになって嫌な事を断れない自分に悔いた。
殺されるのは僕たちでもないメリーでもない健太ひとりで良かったんだ。
もとはと言えばあいつが首を突っ込んだからいけないんだ。
なんで僕たちまでこんな目にあわなきゃいけないんだ。なんであいつの言いなりにならなきゃいけないんだ……と心底健太を憎みあの時断れなかった自分に後悔した。