運命の人

重い沈黙を閉ざしたのは神田くんの方だった。



「やっぱりお前さ、何かあったんだろ?
今日1日ずっと元気なかったみたいだし……」


「何にもないよ!
ただ風邪気味なだけだよ!!」


「嘘つけ!!!お前の顔に書いてあるんだよ。嘘ですって!!」


「えっ……」



私が嘘ついてたのを神田くんは知ってたんだ…。



「本当の事言ってみろよ。少しはすっきりかもしれねーぞっ!!」



どうしよう…



でも、神田くんなら真剣に話しを聞いてくれそうな気がして、私は全て話す事を決めた。



「あのね………………」



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