月の果て


──────…あぁ、なんて事..




迎えに、来て..くれた────…






「キルト!!」



気まぐれでもいい。


傲慢でもいい───…





私を馬鹿にしてもいい──…



そうよ。



「ソフィ様……、ここにいらしたのですか」

と顔を覗かせたのは、



デカルトだった。





それでも、私。



アナタの傍にいたい。


そう、思ったのよ────…
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