月の果て
そして、国民の間では
ある噂が囁かれるようになりました。
"この王国の第二王子は、呪われている"
─────…と。
段々と貧富の差が広がり
遂には、飢え死にする者まで現れ
頭を抱えた王は、長年の平和主義の考え方を捨て
戦争へと乗り出したのです──…
元より鉄や金などの資源が豊富だった王国は、戦争に有利でした。
遂に世界一の国と
言われるようになったのです。
───…しかし、
段々と飢えは、無くなってきましたが
貧富の差だけは
どうにも出来ませんでした。