月の果て
「そう、幽閉されし王子。キルト」
ジェオルドは、
そう言ってニヤリと笑った。
ソフィは、その言葉にムッとした。
「貴方、キルトのお兄様なんでしょう?どうして笑えるのかしら?弟が幽閉されているのに、哀しくないの?」
ジェオルドは、少し考える素振りを見せて
「そんなの考えた事なんかなかったからなぁ..」
と呟いた。
………し、信じられないわ。
兄弟なのに..
これじゃあ、キルトが
あんまりよ..