月の果て
「姫、」
この、声は────…
「キルト…?」
とソフィは、振り向いた。
そこには、確かにソフィに微笑みかけているキルトがいた。
しかし、
「キルト?はて…私めには分かりませんが」
と男は、キョトンとした。
「え?だって昨日……」
「昨日?何を勘違いされているのか分かりませんが。私は、今朝姫をお迎えに行った者です」
嘘……、
だってこんなに似てるのに───…
金色の綺麗な髪の毛に
右目の黒い眼帯。
それから、とても綺麗な蒼い瞳──…
……………って、あれ?
蒼い、瞳?