変えられない運命〜私とあなたの繋がり〜
『え?
どーゆー事?お母さん…』



「………」



「………」



『……………』


母の言葉を待つ
私とゆうじさんは

お互いの顔を見ながら
《恐怖》に怯えていた…


小さく震えている母…




何度も何度も
私と ゆうじさんは
目を合わせた…

そして ふいに…
頭の中で…

ある ひとつの事が
思い浮かんだ−−−


きっと…

ゆうじさんも

わかったはずだ…


私とゆうじさんは
きっと…
同じ事を
思っていたに違いない…。



−−お母さん、言わないで−−


−−聞きたくない…−−


母も 言いたくは
なかっただろう・・・



私達は…

母の口から
出てくる言葉を

本当は
悟っていたのだと思う…


そう…

《つながっている》から…


母は

静かに口を開いた……
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