変えられない運命〜私とあなたの繋がり〜

病院には

すでに
かずやが来ていた。

看護婦さん達が
私とかずやの所へ
走ってきた。

『看護婦さん！
どーゆー事なんですか！？
お父さんが
いなくなったって…』

「就寝前の巡回の時には
いたんだけど…
さっき
来てみたら
いなかったのよ…
酸素チューブも
外してるみたいだし…
事故で肺の損傷が
大きいから
　まだ　自分だけの力で
　呼吸できないのに…
何か 思い当たる事
ない！？
行きそうな場所とか…」

頭の中が
真っ白で…

私も かずやも
冷静に考える事が
できない…

とりあえず…
外に出て
病院の周りを
探してみた。

看護婦さん達は
警察にも連絡し
大捜索が始まった−−−