雲の上の存在


〜♪


玲奈の部屋に青山テルマの【そばにいるね】が鳴り響く。


(メールだ…誰からだろう。)






受信:田崎拓
――――――――
生きてるかぁ?笑
高也の件、OKだった(^O^)





高也くんのアドレスも記載されていた。

(拓ありがとー。)



あたしは適当に拓に返事を返して、春に高也くんのアドレスを送った。





気がついたら朝だった。





(寝てた…)







「今日の仕事、夜からじゃん!」




あたしは学校に一週間ぶりに行くことにした。













『あ、玲奈だ!』



「春〜♪」



『昨日は、高也くんのアドありがとね!あれから高也くんとずっとメールしてたんだ〜っ』



春の目がキラキラしている。



「(笑)良かったねぇ。」



『玲奈のおかげだよっ!それでさ、今日の昼休みにサッカーするから見においでって言われたの!付き添ってくんない!?』




あたしはすることなかったらから、
昼食は席の近い子と適当に済ませて
春に付き添うことにした。





あたしたちがグラウンドに行ったら
もう試合は始まっていた。

< 20 / 45 >

この作品をシェア

pagetop