女っポイ俺の恋っポイ!【長編】



『手…なにかついてるの?』


ドキッー!



『いや…別に』


びっくりした…

汗…拭き取れねぇぐらい汗ばんでるし…

緊張しすぎだな…俺



『そぉ…?』


『あああのさ』


あぁ
噛みまくりだよ…
落ち着け俺


『ふっ…なに?』


立川は少し笑って答える…
なんか余裕だよなぁ立川…
俺ばっか緊張してる?


『手……』


『手?』


『…繋がねえ?』





い……言えた…




やっと言えたし…
やればできんじゃん俺



ん……?
………間…
なんだこの間…


俺はチラッと立川を見る


『ぶっ…!!』


『なっ…//笑わないでよぉ…』


『わ…わりぃわりぃ』


やべー立川顔赤すぎ…
赤すぎて茹でだこみてぇになってるし


緊張もなんもかも吹き飛んだし

さっきまで余裕に笑ってたくせにな


『…で.いいわけ?』


ちょっと余裕ぶってみる


『ぅ…うん』


はいっ.て手を出す立川.顔は少し赤くなって俺を見る


ヤバい…可愛いんだけど…
俺が照れるじゃん


ギュッ…


俺は上から立川の手を握る

うっわ……手ぇちっさ

そんなことにまた
ドキドキする


身長あんま変わんねーのに…





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