携帯小説みたいな恋は出来ない
息を吹きかけながら、ゆっくりと紅茶に口をつける。

喉が潤い体が温まると、朝食の準備に取りかかる。


冷凍庫から、茶碗一杯分の白米を取り出してレンジにかける。

即席の味噌汁にお湯を注ぐ。

卵をスクランブルエッグにして、ケチャップをかける。

コンビニで買ったサラダも取り出して、今日の朝食は完成した。

我ながら手抜き。
でも、朝食はスピーディーに用意出来ればそれで良い。

静かな食事は寂しいから、テレビを付けるのも日課。

馴染みのアナウンサーがニコニコしている。
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