恋愛初心者×恋愛上級者


「あっ!瑠璃!!」
「円香、蘭!!!!」

っと……
ややこしいな……

説明しなきゃならない…

「大丈夫だった?」
「うん♪」
「ならよかったわ………って!アンタ、キスマーク!!!!?」
「あっ。」

ワスレテタよぉ、隠すの……

「さっすがぁ。もう新入り君を餌食に……」

あたしが餌食になったんだってば!!

「恋愛上級者は違うねぇ〜」
「そんなんじゃないって!!」


また誤解するぅ〜泣


「おっ。瑠璃、大丈夫だったか?」
「うん♪ありがと、真。」
「はじめまして。東玲央です。瑠璃の許婚で…」
「「「「許婚?」」」」

いつのまにか話に加わっていたアレンと、三人は、大声で叫んだ。

耳がキンキンする…

「だから、よろしく。玲央でいいから。」
「あぁ。よろしく。俺は福住真。」
「あたしは、鈴成円香♪」
「朝倉蘭です。」
「……僕は美園・リゲル・アレン。まぁ、僕よりもほんの少しだけ美しい…………かな。」

アレン………
負け惜しみはするな。
見苦しいぞ。

「よろしく。」

うっわぁ。
ヲイヲイ。
さっきのあたしへの態度違くない?






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