―ホストな恋―
「あの…毎日店に来てくれるの…スッゴく嬉しいんですけど…」

言いかけると智くんはあたしが話し終わる前に焦った様子で答える。

「迷惑やった?」

凄く困った様子の智くん。

「違います!ただやっぱりお金もかかるし…」

「お金は気にせんでいいやん。俺はただ会いたいから…」

「…だったら余計に店はやめてください。あたしも同じ気持ちですから…」

「…え…?それって…」

「あたし智くんの事好きです。」

「…ホンマに!?」

「はい」


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