―ホストな恋―
「佐々木好智。28歳です…仕事は水商売をしてます。」

「水商売~~!?」

お母さんとお姉ちゃんが声を揃えて叫んだ。

「やめてよ2人共!!恥ずかしいやろ!」

2人を止めるあたしを智が止める。

「…一応オーナーをしてます。それで…そろそろ店も軌道に乗って来たので…上がろうかと思ってます。」

「その後はどぉすんの?」

急に真面目な顔で質問するお母さん。

「近々…喫茶店を初めてたいと思っています。それで…新しい店を美咲サンと2人でやって行きたいと思ってます。」

智も真面目に答えた。

…初めて聞いた智の夢…。

そんな風に思ってくれてたんや…。

智の気持ちがすごく嬉しかった。


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