―ホストな恋―
次の朝。

いつもなかなか起きないあたしが早く起きて智を起こした。

「智!早く起きて~~!店閉まっちゃうから~~」

智の両脇をくすぐった。


ーガバッー

両腕を掴まれ逆に押し倒さて両脇をくすぐられた。

「まいったぁッ!」

叫ぶあたしに

「ごめんなさいは?」
勝ち誇った笑顔で言う智。

力ではかなわないので口をとがらせながら仕方なく謝る。

「…ごめんなさい…」

そんなあたしに智は優しくキスをする。

< 94 / 205 >

この作品をシェア

pagetop