―ホストな恋―
仕事
冬の終わりの日曜日。

あたし達は家でゆっくりしていた。

すると智がソファであたしを呼ぶ。

「ここ座って」

智の膝に乗せられる。

「ん?どぉしたん?」

「あんな…今一緒に住んでるし…もうそろそろ…仕事辞めへん?」

いつかはこんな日が来ると思ってた。

でも智も夜働いてるからまだまだ先の事だと思っていた。


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