お兄=秘密彼氏
ドアを開けると 美琴が立っていた。


「おはよ 美琴!」



「おはよ 千晴。
どうせ 忘れてたでしょう?」



「ホント!美琴がメールしてくれてよかったよ!!
それに 昌樹にも言われたし。」



「そう じゃあ行こう!?」



「うん!」






私たちは学校へ向かって歩き出した。



美琴は 生徒会の会長をしている。
で 私はその生徒会の副会長なんだ。



美琴に誘われて生徒会に入ったんだけど もちろん最初は断った。


私なんか馬鹿だし役立たずだし…


でも 美琴はしつこく誘ってきたから生徒会に入った。


やっぱり 親友の頼みは断れないよ…。







でも そんな親友の美琴だけど言えないコトもある。


私の兄弟関係



それだけは いくら美琴にでも言えない。





ごめんね 美琴……







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