【少女A。】
う…
「大丈夫?」
クスクスと笑いながら少女は言った。
「大丈夫…じゃ…ない」
「もしかしてさ。私の声じゃなくて本当に死ぬ気だった?
もしそうなら死ぬ場所は選んだ方が良いと思うけどね?」
「は…ぅ?…うん。」
どうやら私はまだ頭が回ってないみたいだ。
「あなたが落ちたの、私の家のベランダの上から…。
よほど急いでたみたいね…」
ベランダ…?
私…ベランダに落ちたんだ…
どうりで体が動くわけだ。
「あなたがベランダに落ちて、ベランダ壊れたらどうしようって思ったけどいつも私が乗ってるくらいだもん。それくらいで壊れる筈ないか。」
彼女はどうやらお喋りなようだ。