【短編】私のcoolな彼氏[続2編追加]
「俺を知ってるのに。やっちゃんは、櫂に引っかかるかな?」


大爆笑した櫂に嫌みったらしくたっちゃんが言った。


「なんだよ。」


櫂は、おもしろくなさそうに言う。


「マジそうだから。俺見てたら、人を見る目とか冴えそうじゃね?」


「まぁな。」


なんか、段々私のことバカにされてる?


「櫂とたっちゃん、私の事バカにしてるでしょ?」


私は、軽く頬を膨らまして怒ったように言った。


「はいはい。バカにしてないから。かわいい顔が台無しだよ。」


たっちゃんは、そういいながら私の頬をつついた。


「おい。竜樹。」


「あっ!わりぃ。嫉妬深い櫂の前だった。」


たっちゃんは、悪びれもせず笑いながら言った。
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