でも、俺の彼女はアホ女。
綺麗で長い茶色の髪は
バッサリ切られて
見事なショートヘアーになっていた。


「あ…綾音…?」


一瞬誰か分からなかった。

声も顔も綾音とまったく一緒だけど
すっかり変わった綾音の姿に
淳弥は唖然としてしまった。


「そ、イメチェン♪」

大人っぽく見えていた
ショートヘアーだと幼く見える。

「うわっ、綾音ちゃん可愛い!!」

雅人は綾音を見て大興奮している。

「ありがと、雅人くん」

綾音は嬉しそうに声を弾ませる。

「ねぇ、どう?変?」

変じゃない。
むしろ、可愛くなった。

「いや、かわ…」

素直に言おうとした時。



「綾音…?」

後ろから微かな声がした。

「…風くん」




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