でも、俺の彼女はアホ女。

史上最強の初デート

初デート。

格好つけてカフェで
待ち合わせをした。

落ちついた感じのカフェで
壁は本棚になってて

古い本や、英語や
フランス語らしき文字で
書かれた本がずらっと並んでた。


「うわ…、凄っ」

そんな本に興味を示して
眺めているとカランカランと
ドアを開くベルの音が鳴って

綾音が走ってきた。


めっちゃ、可愛い。

白のワンピースが
凄く似合ってる。

「…ごめん、遅れた」
「いいよ、全然平気♪」

ピースを突き出して
淳弥は満面の笑みを浮かべた
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