制服のボタン


私の唇を離れた陵弥の唇が首筋を這う…
触れられる肌が熱を帯びる。



陵弥の器用な手がブラウスのボタンを一つずつ外し、そして素肌に触れる。

その瞬間ピクッと反応する私の身体と甘く漏れる吐息…




…あっ…っん……





露になる私の胸に顔を埋め、身体中にキスを落とす。


陵弥の柔らかい熱い唇が触れる度ビリッと電流が流れる様な感覚になる。





「…陵弥…好き…」


そう囁く私を陵弥の唇が塞ぐ。




……んっ…あっ……


甘く漏れる吐息…


愛しい人に抱かれる喜びが溢れ出し頬に涙が伝った。




その涙を愛しそうに優しい瞳をした陵弥が指で優しく拭いて。



瞼にキスを落とす。




そして耳元で。



「凜花…好きだよ」





そう囁くと激しく揺れだして…

…そして果てた…






私に覆い被さる陵弥の重みと温もりが愛しい…





陵弥の背中に腕を回しギュッとした。






やっと一つになれたね…


私…こんなにも大切に愛しく抱かれた事なんかないよ…



陵弥が私の手に絡めた指に私はキスをした…






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