徒然の裏側で

この歌からしばらく連作になります。

ちょうど受験シーズン、ということで、短歌を使って小さなストーリーをつくってみました。





大好きな彼と、受験のあとは別の学校になるのだろう。

そんな思いで、聞いた志望校。

それが自分と一緒だったなんて、なんという奇跡。


志望校が同じ奴はライバルだ。


そんなふうにいうけど

けど、嬉しかった。

ただ、嬉しかった。


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