【短編】冬、雪が止み、そして 星
メルーシェはすごく驚いた。そこには メルーシェ が コルヌが 人間の男の子だったらと想像して 書いた絵と そっくりの男の子がいたのだ。


「あなた…コルヌ?」

「そうだよって さっきから言ってるのに…」


「あぁ 良かった コルヌなのね もう出発したのかと思ったわ。」


「やっぱり 僕は君と別れたくない そう 思ったら 人間に なれたんだ。」


「そうなの じゃあ お別れ会はなしね! だって これからは一緒に
過ごせるもの…」

メルーシェは嬉しそうな顔をして言った


「 ねぇメルーシェ。」

「なぁに?コルヌ」


「遠くへ行かないかい?一緒に!」


「えぇ どこまでも 行きましょう コルヌと私 で。 きっと 大丈夫よ
私達なら…。」


コルヌはその答えを聞いて 嬉しそうに微笑んだ

そして コルヌはメルーシェの手を優しく引っ張り


二人は歩き始めた


いつの間にか雪はやみ、夜空さえ 見えていた
しかし コルヌの星はなかった…。
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