【短編】冬、雪が止み、そして 星
コルヌとメルーシェ
私達はそれからも

毎晩のように

会い続けました。

以前は笑わなかったメルーシェも

今では よく笑うようになり、

家で嫌な事があっても コルヌに会うと

自然と笑みがこぼれて
くるのです。

「コルヌ――――――!!会いにきたよ―。」


゙メルーシェ!!待ってたよ 今日はすごく 可愛いね。どうしたの?″


「コルヌにきれいな姿をみせたかったから
持っている服の中で一番お気に入りのを
着てきたの。」

゙そっか…すごい可愛い と思うよ なんというか大人っぽい″


「今日は元気がないね…どうしたの?」


゙…うん… あのね… メルーシェ″


「なぁに?コルヌ」


゙僕ね もう 行かなきゃいけないんだ…
……その…遠くに ″


「えっ…」
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