先生!?

すれ違い

記憶を失ったあの日から、結構な時間がたったある日……。


ピーンポーン
って、チャイムがなった。

マサルが出てくれたから、自分の部屋で、マンガを読んでたら、

「マサル―!久しぶりだね。」

って、すごく可愛い女の人の声が聞こえた。

「何しに来た?俺は、お前のコト何か、何も思ってない。出ていってくれ」

あたしは、ちょっぴり気になったから、ドアから顔だけだして、

二人の様子を見ていた。

「勝?あの子、誰?」

って、めっちゃ指さされてる?

「あのー……、そのー……」

なにか良い言い訳は!?

「俺の彼女だけど?どうかしたのか?」

え?

かかか、か彼女?

「「え?」」

あっ、女の人とハモッた!w

「だから、彼女だッつてんだろー!?」

はいー?

「ちょっと、マナ!こっち来て?」

あたしは、勝の言った通りに来た。

そしたら、いきなり……

「ちゅッ」

って音がした。

なんか、あたし、ビックリしちゃって心臓止まっちゃうかも。。。

きききき、キスしたよね?
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