*::;::*1人だけのお姫様!?*::;::*



先生は考え込み…

そして口を開いた

「……うちの校長とお前の親父さんが昔からの親友とかなんだとかで、どうしてもこの高校に入れたかったらしいんだ…それで今お前はここにいる………」




『………………


いやいや…それありえないでしょ!うちの親もだけど校長先生、何やっちゃってるんですか』





「って言われても実際柚本はこの高校に入ってきちゃってるし…校長……お前だけのために女子の制服作っちゃってるし…ここの奴らも人は良いと思うし……もういいんじゃねぇか?」



『…いいんじゃねぇかって……




………はぁ…こうなったからには死ぬ気でがんばりますよ…』



「おうっその調子だ!ここが男子校って気づかなかったお前も悪いしな☆」



『だって!たしかにそりゃー気づいてなかったけど……男子ばっかりなような…?みたいな疑問はあ……』




「早く教室は言って自己紹介しろ!あいつら待ちくたびれてんぞ」

先生は教室の中でいまだに騒いでいる男子たちを指差して言った



『…………はい』





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